仕事を選ぶ価値基準
- 2019.11.11
- 価値創り・便利 社会保険労務、障害年金、パワハラ

皆さん、こんにちは。キノソウです。
本日は「仕事を選ぶ基準」についてお話しします。
皆さん、
仕事ってどうやって選べばいいの?
なんて思ってませんか。
大企業がいいだとか、 IT業界がいいだとか、ベンチャーがいいだとか。まあそういったこともありますが、根本的に大事なことがございます。
それは「価値論」ということです。
難しいことではなく、簡単に言うと「価値には三つ」あります。
一つ目が「好き」であるということ 。「美の価値」です。
二つ目に「儲かる・お得」ということ。「利の価値」です。
三つ目は「社会の役に立つ」ということ。「善の価値」です。
この①「好き」で②「稼げて」③「社会の役に立つ」
これが最高の仕事です。
誰でも①好きで②儲かって③社会の役に立つ仕事
につければそれは幸せと言えるのではないでしょうか。
しかし、最初から三つとも揃っているというケースはなかなか少ないのかなと思います。「好き」であり、「得」であり「善」である仕事に携わるのが誰人にとっても理想と言えると思いますが、「好き」だけど「食べていけない」とか、「得」だけど「好きでない」とかそれが現実だと思います。また自分が好きで求め、夢を描いていた職業が自分に向いている職業ではなかったということもあります。そんな時どうすれば良いでしょうか。まず自分がいる場所でなくてはならない人になれということだと思います。自分の希望と違ってもそれを嘆いているのではなくその場で第一人者になることが大事です。そうすれば次の道が必ず開けます。そして、その次もまた頑張る。これを繰り返していけば最後に必ず「好き」で「得」で「善」の仕事に着けると思います。
そしてその時振り返ってみればそれまで自分がやってきた努力が全部その天職の中に生かされていることがわかります。何一つ無駄はなかったということが分かるのではないでしょうか。
もちろん最初は天職に恵まれる人は少ないと思います。両親をはじめ周囲の意見と自分の希望が違う場合もあるでしょう。でも最後に天職と言える仕事につければそれは幸せですね。
その使命を自覚した時才能の芽は一気に伸びると思います。
キノソウの場合
キノソウの場合は最初、新卒の時は「好き」という価値を最大限に重点におき、マーケティング・商品開発ができる大手メーカーの会社に入りました。大手のわりに給料(利の価値)は最初は周りに比べて圧倒的に少なかったです。でも自分はやりたい仕事(好きということ)ができる会社だと思い、実際2年目から10年間好きなマーケティングの仕事ができたので、良かったと思ってます。結婚してからは「利(給与)の価値」に重点を置くようになりました。営業の部署にも移動し年収も上がりました。
転職を決める時は悩みました。エネルギーも少なからずいりますよね。
その時にこの「価値論」を基準に転職を決めました。
価値基準もとに、独自で点数化
私の場合「好き」「得」「社会に善」という三つの基準を10点満点で評価し、既存の会社がいいのか、新しく内定を頂いた転職先の会社がいいのか、判断しました。その時は周りの人にも色々相談もしました。
今回、脱サラして Web マーケターになることを決めたのも、 基準はやはりこの「価値論」でした。「好き」かどうか、「お金になる」かどうか、「社会のためになるか」どうか。3つを点数化しました。
【好きか嫌いかの価値】
・「既存会社」:人間関係に悩み、好きでない部署への異動も言い渡され 4点
・ 「Webマーケター」: プチコミュ障でも一人で始められる 7.5点
【得するかの価値】
・「既存会社」:ボーナスもあり安定もある 7点
・「Web マーケター」: 脱サラ 0からの立ち上げ ただし傷病手当金あり 4点
【社会に貢献するかの価値】
・「既存会社」:安い食品を一般人に売る 6.5点
・「Web マーケター」:基本、人が悩んでいる事を解決するのだから7点
【3つの価値の合計点】
・働いていた「既存会社」4点+7点+6.5点 合計「17.5点」
・脱サラ 「Web マーケター 」7.5点+4点+7点 合計「18.5点」
かなりの僅差ですがw、 Web マーケターの価値の方が高いという判断。
なおこの判断には、傷病手当金が月々今の給与の2/3が最大1年半もらえると言う条件があったのは言うまでもなく、大きく利の価値にプラスした判断材料でした。そして最初はなかなか芽が出ないが、継続を続ければ必ず儲かるとの情報。1年半の後も4ヶ月の失業手当がもらえるというところも保険としてはありがたい状況です。そういった社会制度も鑑みての総合的な価値判断です。家族四人いるということは、自分一人が極貧生活をすればそれで済むという話ではありません。 最低限家族の生活費は生み出さなければいけません。それを可能にしてくれた傷病手当金と失業保険の制度には感謝です。
サラリーマンの方が正直お金の安定は圧倒的に得られます。ましてや40代になっております。毎月決まった一定の給与が見込めるのに対して、ブログを中心とした Web マーケターは不安定(「利の価値」)と言わざるを得ません。それでも「好きか嫌いか」、適正があるのではという思い。また「善」の社会の役に立つかどうかという「価値」が得点を伸ばし、 「Web マーケター」という決断に至ったわけです。この時は周りにも相談しましたが、妻にだけは最後まで反対されました。ただし自分の価値論に基づいて確信をもって決めました。あとはもうひたすら前を向き、継続的に行動を起こし結果を出すしかないと考えてます。
この記事のまとめ
皆様もし就職や転職で悩んだ時、どんな会社がいいのか自分にとってどういったところで働くのが適しているのか悩んだ時、この三つの価値論「好き」「得」「社会に善」を判断基準に動いてみてはいかがでしょうか。後悔しない就職や転職の大きな助けとなる考え方と確信しております。
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