太陽と木星 朝礼スピー

太陽と木星 朝礼スピー

おはようございます。

本日は太陽と木星の科学の話をさせていただきます。

天空に輝く、この太陽がどのようにして誕生したのか。

一方、木星は「太陽になりそこねた星」と言われていることを皆さん御存知でしょうか。

太陽になれた星となれなかった星。この違いはいったいどこにあったのかー。

太陽が輝きはじめたのは、高圧で、中心の温度が1千万度に達し、核融合反応が起こったからです。宇宙空間の無数のガスやチリを、ものすごい勢いで集めに集め、みずからの圏内に巻き込みに巻き込み、拡大していきました。はじめ小さかったガスのカタマリは、しだいに雪だるま式に大きくなり、回転速度が速まり、勢いがつき遠心力で回りに回りました。大きくなるにしたがい、ものすごい圧力になり、高温になりました。この中心の核の部分のカタマリが太陽の卵です。

いわば太陽はギリギリまで回転しぬき、ギリギリまで自分の行動に徹しぬいた結果、忽然として自己の輝きを放ち始めたのであります。

一方、ジュピターとも言われる木星は太陽系最大の惑星です。他の八つの惑星を全部集めても、木星の質量の半分にもなりません。直径は地球の10倍以上、質量は3百倍以上で、木星の中に地球が1千個以上入ってしまいます。

この巨大な可能性を秘めた木星は、もしかすれば、偉大なる「もう一つの太陽」として、王者のごとく、宇宙空間に壮麗な光を放つはずでした。そうなれば宇宙に太陽が2つ存在していたかもしれません。それがどうしてそうならなかったのか。

結論的にいえば、それは木星が、中途半端な太陽の卵であったからといえます。動きに動き、回転に回転し、自己を拡大していなかった。

太陽に次いで最も多くのガスやチリを集めたのが木星でしたが、木星では「核融合」が起こりませんでした。集めたガスやチリの量が足りなかった為です。質量が不足した為、核融合を引き起こすまでの高温、高圧状態とはなりませんでした。

もし木星がもっと急速に回転しながら多量のガスやチリを集めていれば、ミニ太陽となって、輝く星になっていたとされています。

仕事におきかえれば、努力のはてに、人々を照らす光の存在になれたのが「太陽」であり、せっかく大きな可能性を持ちながら、動きをやめチャンスを逃してしまったのが「木星」とも言えます。

自己の目的に向かって、完成まで、挑戦を重ねる。あきらめない結果、ある時、パーッと開けて来るものではないでしょうか。

以上、太陽と木星の話をさせていただきました。