インド旅行記第6章ラージギールからガヤ・コルカタ

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第6章です。けっこう長文でこのまま10章程度まで続きます。基本、流し読みでけっこうです。
遂にヒンディー語しか通じないところに来てしまった。少し不安顔(3)。誰に聞いてもヒンディー語だ。歩いてロータリーみたいところを周ると、何人かの人に声をかけられたがみんなヒンデー、ヒンディー語だ(汗)。やっと唯一、英語のできる馬車の人が来る。少し安心。とりあえず、近くの温泉がでる泉まで行ってもらうことに。インドなのに珍しく温泉が出るらしく歴史的には釈尊も使っていたとかいないとか。
馬車は馬が疲れているようでやたら遅かったが温泉広場前で降ろしてもらう。温泉は入ることができて、僕は靴下を脱いで、ズボンをめくり足だけ入ることにした。あったかい。何か花を渡され、仏像の前に添えさせられる。温泉を出るとまた金額をふっかけられるが、ガイドに書いてあった料金と小額の花代を渡し後にする。そして霊鷲山に向かうことにする。時間は3時前。地図で見るとそんなに遠くはないが先ほどの馬車の速度を考えるととても不安だ。降りたバス停には17時30分が戻りの最終バスだと言っていたのでそれまでには戻らねばならない。ミネラルウォーターを買い、温泉前広場で交渉を開始。たくさん馬車の人はいたが、先ほどの英語のできるオヤジの馬車と、英語はできないが白い速そうな馬で若い青年の馬車と交渉する。英語オヤジは往復で70ルピーと言いさらに交渉で60くらいに下げられそうな余地はあったが、青年馬車は80ルピーで引こうとしない。しかし、馬は確かに元気そうだし、青年は仕事に誇りを持っているようだ。僕は青年馬車に決める。この人は、伊藤園の営業の時に僕のリーダーでお世話になった先輩Kさんに似ている。自分をしっかり持ち、しっかり仕事をこなす。そしてカッコよく人なつこい感じがある。馬は予想通り速かった。ミネラルウォーターはキャップの開けた感触と飲み応えに違和感があり、すぐに飲むのを止める。しばらく行くと「霊鷲山」と書いてある門に着いた。くぐる前に死にに行くみたいで少しぞくっとする。山の前で降ろされ、「待ってるから登ってきていいよ」とのこと。山のリフトのようなのがあるが、霊鷲山の隣りの山に登るものらしい。隣りの山の上から霊鷲山にも横に歩いていけるようだが、まだリフトは動いていない。従業員にやる気はなく1時間に1回の運行で、あと15分くらい動かないらしい。僕は近くのインド青年集団に霊鷲山頂上の場所を確認し、自分で距離と時間をおおよそ計算し、足で登る方が速いと思い、歩くことに決める。途中元気な青年に会い案内される。「釈尊が横に寝ている形をした山」などがみえた。写真も撮ってくれた。その青年は日本人団体の案内人らしく団体が降りてくると途中で別れた。僕は何故か元気で山を走って登る。そして遂に霊鷲山頂上につく。そこはやはり靴を脱いで入らなければならなかった。年配の方と青年がいた。ブッタの仏像などがあった。頂上の気分はよかった。山をまた走って降りる。途中目の失明した乞食や五体満足でない乞食がいた。
山を降りると、青年(あだ名はKさん)が馬を休ませ待っててくれる。「ありがとう。さあもどろう。」とのことでまた馬に乗る。途中霊鷲山の門の前で降りて写真を撮ってもらう。その後、快速で戻る。彼の「チィッ!」という言葉に馬は反応。僕にも手綱をもたしてくれる。「チィッ!」と真似てみるが 彼のような声はでない。お互い笑う。少し行くと学校が見え生徒がサッカーをしている。彼はそれを見まいとしながらも気にしているような印象を受けた。僕は(彼は学校に行けなかったのだな)と直感し、少し寂しくなった。
目的地の帰りのバス亭にはちゃんと早く着いた。まだ時間があったので、バザールなどのメイン街の方に行きたい旨彼に伝える。プラス15ルピーで彼は快くOKしてくれた。繁華街の中でも彼の白馬馬車は早く、変な日本人の僕が乗っているので なんかスゴイ形相でみんなに見られた。バザールの中心地で降りて15分間ほど歩いて見学する旨彼に伝える。街は異様な雰囲気で、もちろんここまで来ると外人は僕だけでじろじろ見られる。少し恐かったがドンドン進み繁華街のはずれの子供の遊び場までを一通り見学する。床屋などで集まってる人達もいる。じろじろ見る人に「ナマステー」(こんにちは)と声をかけると変な外人が話す言葉のギャップがおもしろいらしく大爆笑がおこり、場が和みナマステーと言葉が返ってくる。馬車まで戻るが彼がいない。飲料を飲んで待っていると彼が「悪い悪い」と笑顔で戻ってくる。そして、バス亭に約束時間通りに到着。彼にお礼を言う。計95ルピーだったので100ルピー札を渡すとやはり「おつりがない」との返事。僕はその答えを予測していたので、「この速い馬のエサ代にしてくれ。」といい別れた。バス受付のオヤジに聞くとバスはまだ1時間くらいこないとのこと。「えー」(けっこう計画立てて急いでここまで来たのに)。馬車の彼はまだいたが僕は今度は歩いて民家の方に行くことにする。民家の方に歩いて行くと牛がいて、井戸などもある。民家集落の奥をどんどん歩いて行くと女性が食事の用意をしていたり洗濯していたりする姿を見る。空き地では子供が遊んでいた。僕の方をやはりじろじろみてきた。写真をとろうと言ったら子供が恥ずかしがりながら集まってきてくれた。最後まで恥ずかしがって写真に入らない子供もいた。その場で撮って見ることもあげることもできないカメラだった事は少し残念だった。近くにいた青年がシャッターを押してくれた。その後、少し恐かったがどんどん民家集落の奥を進んでみた。なんか生活感がみえた。小さな路地で一家族と笑って話していると(といってもまた「ナマステー」とかだが) 風格のあるヒゲ生やした長老みたいな人が来て あまり入って来るな みたいな感じで追い出された。まあしょうがない。僕も現場奥まで行き過ぎた。もどって青年オヤジ集団とも写真をとり(暗くてほとんど写っていなかった)、買い物をする。店に行くと奥さんと子供しかいないらしく、僕はセロテープがほしかっただけなのに、オヤジさんのPHSに電話してすぐに戻れみたいな事を大げさに伝えている。(そんなたくさん買い物しないよ)。バス亭にもどるとまだバスは来ない。もう暗い。屋台みたいなトコで御飯を食べる。(汁ものはやめてトマトなどを買う)。
付近の人にバスの事を聞いていたので、いざバスが来た時は「バスがきたぞ」とみんな教えてくれた。そして、切符の車掌に「この人バスに乗るから早く切符よこせ」とまるで自分の事のように騒ぎ、親切にしてくれた。帰りのバスは少し疲れていた。前の席の女性は妊婦なのか窓から吐いていた。となりに優しそうな旦那がいるから大丈夫かな。実はアニキのようだった。バスの中には途中ジロジロ僕の方を向いて「日本人か?」と話しかけてくる人がいた。僕はその質問にはもううんざりしていたので 答えなかった。韓国人でも通じるけど嘘ついてもいやだしなあ。僕の話をネタにオッサン男二人がいろいろ話しているようだ。僕には「俺は有名銀行マンだ」「ガヤでの泊まるところを紹介してあげよう。安心しなさい。」みたいな事を話してきた。僕は怪しさを感じ、なるべく話さないようにした。途中のあの乗り換えの橋の所では自転車に乗るとオッサンが隣りに座ってきた。田舎の星がとてもきれいだった。でも隣りは「君は日本人?」としつこいオッサン。僕は答えなかったがあまりにしつこいので星をみながら「私は地球人です」と答えた。
その後自転車代の5ルピーを片方のオッサンがケチっている。(そもそも有名銀行員関係ならこんな田舎バス乗らないよなぁ) 乗り換えのバスでは貴重品管理をしっかりしてると、電気が消えバスは真っ暗に。これ女性一人なら(男性でも)少し恐いと思う。 やっとバスを降りると、バックのチャックが開けられ中身がなくなっていた。しかし、対策として外側ポケットにはティッシュといらない切符の紙くずのみしか入れてなかったのでよかった。バス亭からガヤ駅までは数人乗りのオートリキシャと交渉。やはり日本人に見られると明らかに高くふっかけられ、別のオートリキシャに乗る。ガヤからはジャッキーが教えてくれた時刻表の電車でコルカタに向かう。切符の予約はできてなかったが、とりあえず普通切符で乗り、適当な寝台で横になる。クーラーはない方にした。車掌はなかなか来ないで、来るのは物乞いの人とか、チャイ売り。駅に着くたびに「チャーイ!」とのでかい声が何度もする。そしてコルカタに到着。朝である。1時間後に次の目的地であるタゴール国際大学があるシャンテイニケトン行きの特急が出るようだ。大学訪問後またコルカタに戻る予定なので、大きな荷物をクロークに預けることにする。駅内の広場みたいなところに座って荷物を整理していると、靴磨きの少年が来る。6歳くらいだろうか。僕は子供に靴を磨かせるなんて自分が偉そうで嫌だったし、昔、銀座かどこかでスーツのオジサンがイスに座って偉そうに老女に靴を磨かせている姿がとても嫌な印象として頭にあったので断った。「革靴じゃないし。今小銭がないよ」。しかし少年はしつこいしすごい愛嬌がある。磨かせてくれと勝手に磨こうとする。何度か断ったが、離れようとしない。小銭と小額の日本円を発見し、靴を脱いで遂にお願いする。もともと靴磨きが目的というより少年の愛嬌のある笑顔の売り込みに負けた形だ。一通り磨いてくれ、「もういいよ」と言うと、「まだ。最後の仕上げ工程がある」と丁寧に仕上げてくれた。(なんか靴磨きに偉い誇りを持った少年だな。考えてみれば朝7時前だぞ。どこから来たのだろう。この少年も学問をすれば立派な青年になるのになぁ) 約束の小銭と、日本円をあげた。換算ではよっぽど日本円の方が高いが、価値はわからないだろうなぁ。「これは日本のお金だから、大きくなったら日本においでね」と伝えた。

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