障害者手帳メリット

障害者手帳メリット

先日、指に障がいを持つ友人とタクシーに乗ったら、友人が手帳を出してきて、割引になった。正直、最初はびっくりしたし、恥ずかしい思いもした。でも、これは本人も含め慣れの問題とのこと。慣れてしまうと手帳にも様々なメリットがありそうである。


実は障害者には意外と簡単になる。初診でうつと言われ6か月経っても通院があれば申請次第でなれる。 例えば、パワハラで精神外来を受け、まずは自立支援の申請を役所にすると、治療費が1割の支払いで済む制度に申し込める。ここは精神的にもそこまでハードルは高くないはずだ。そして6ヶ月が経つと、障害者手帳に申し込めるという権利が生じる。当然『私(オレ)は決して障害者じゃない。ストレスが溜まっただけだ』と認めたくないがために、手帳をもらわない方はたくさんいるだろう。それはそれで自由だが、ちょっとプライドを捨てて、メリットを享受するという選択肢もあると思う。

障害者手帳のメリット

障害者手帳にはメリットはいくつかある。

最大のメリットは税金の控除だろう。

人にもよるとは思うが、普通に働いてる人であればざっくり所得税2万7千円、住民税2万6千円で年間5万円ぐらいが軽減されると思って良いのではないか。

年末調整対策は確定申告

ただ、障害者であることははっきり言ってできれば会社にはばれたくない場合もありますよね。その場合、年末調整にも書きたくても書くことはできないですよね。

そんな時どうすればいいか。確定申告です。今の時代、年末調整だけで済ます事っていうのはなかなか難しいのではないでしょうか。確定拠出年金もあれば、ふるさと納税での控除、家族の通院や出産や手術などで年間10万円以上であれば医療費控除。そういったことを考えるとなんだかんだで確定申告が必要になります。確定申告は1月15日ぐらいからいつでもできます。

それでも翌年の源泉徴収票など何かの拍子に、 障害者のところにチェックマークが入り、会社にバレるリスクというのがゼロではないとも思います。そんな時はですね。なんと、5年前までは遡って確定申告を変更することができるのです。ですので5年前から2年前までの分を税務署に行って一気に変更してしまえば、まあ去年の分は変更してないので会社に伝わるということはないでしょう。マイナンバーカードのリスクも今のところはなさそうですね。個人情報という法律もしっかりしてきていますし。ただしマイナンバーカードについては、今後どこまで明るみに会社に伝わるのかというのは一概には言えません。年末調整にはマイナンバーカードの番号を書く欄も設けられております。ただしリスクは低いと考えてます。

ですので5年に1回税務署に行って5年前から2年前のまでの分を障害者控除を受ける手続きをすれば、数万円単位での控除が得られます。

それ以外の手帳のメリットとしては、

美術館や観光地、プール、遊園地などの割引

これは自分の分とその介助者1名も割引になることが多いようです。

観光施設などは、手帳割引は結構多いのでこれは結構使えますね。

路線バス

これは地域によるかもしれませんが、 バスが半額になるという地域が多いようです。

障害者枠での就労

また、障害者枠での就労を目指す方にはメリットもあると思います。

適切な職場を選べば周りの人の配慮も得られます。もちろん就職先はよく選ぶことも大事です。また障がいをオープンにして就職活動をするのか、クローズにして活動するのかも決めた方が良いですね。これはこれでそれぞれメリット(配慮など)とデメリット(出世ができにくい、高度な仕事を任せてもらいずらいなど)があると思います。

その他

 NHK の料金などがありますが、こちらは手帳一級者などの方が対象になります。うつなどのメンタル疾患の方はなかなか難しいと思います。携帯のハートフル割引は大手3社にはあると思います。格安携帯はない場合が多いです。すでに格安なので。

以上障害者手帳のメリットを見てきました。

次に障害者手帳のデメリット

まず2年に1回更新しなければいけない。また、持っていることが見られると恥ずかしいと最初は思うかもしれません。バスなどで障害者手帳を出すのは正直抵抗があるのではと思われます。この解決方法としては、まず緑のカバーは普段から取ってしまいます。その上で、写真部分を見せて「これで」といえば大抵の運転手は、何も言わずに半額のボタンを押してくれるそうです。

他のデメリットとしては、万一財布を落とした時に中身を見られて、障害者であるということがばれてしまうということでしょうか。

しかしそんなにびくびくと恐れる必要もないとも思います。その時はその時です。何も悪いことはしていないのです。堂々としていましょう。

今日何でこのブログを唐突に書いたかと言うと、今日は国際障害者デーだったからです。パラリンピックも近いですね。しかしパラリンピックが盛り上がることはあまりないのは悲しいですね。でも彼らは同じ障害者の希望になっていると思います。

さらに、得する方法

社労士で雇用保険の勉強もしてますが、通常、ハローワークでもらえる失業手当(失業給付)というのは90日とか120日ぐらいですよね。でも、障害者の方は300日の失業手当があるみたいです。就職困難であるということと、それだけゆっくりと休養してもらって良いということなのでしょう。傷病手当金をとるのか、失業手当を取るのか。またはウルトラCとして、傷病手当金を一年半をもらい続けた後に、事前にハローワークに延長届を出しておけば、プラス300日失業手当がもらえるという制度もあったりします。これでなんと2年4か月の生活はまかなわれる訳ですね。ただ、こんなに休むと生活を立て直すのと、社会復帰が難しくなりそうですね。でもそういう制度があるということを知るのはいざという時に備えてとても大事ですね。北の国からでは「知らない権利」なんて言ってましたが、知る権利はやはり重要です。知らないと損すること多いです。そして知るだけでなく申請も大事ですね。

さらに、障害者手帳よりもはるかにメリットがあるのは障害年金だったりしますね。

これについては、こちらで詳しく解説してます。

ともあれ、障害者には抵抗もあるでしょう。特に精神だと目に見えない分余計認めたくないのではないのでしょうか。それはそれでありだと思います。

でも、早く認めてしまって、その分、制度や制度のメリットを享受した方が人生得な場合も多いようです。

今回は障害者手帳メリットについて書いてみました。